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AIによる生産性向上は統計に隠れているのか

インフレは世界的な課題

ドットコム・バブル期と現在の人工知能(AI)ブームには共通点があります。当初の統計では、革新的な技術が経済に及ぼす実際の効果が過小評価されうるという点です。インターネットの場合、後のデータ改定で生産性の伸びが当初の推計を上回りました。AIでも同様の展開となれば、今後の経済成長をより押し上げる可能性があります。

 

インターネット関連企業への過剰な投資によって株価が高騰した後、2000~2002年にかけてドットコム・バブルは崩壊し株式市場は大きく下落しました。一方で、それまでに進められたデジタルインフラへの投資は、その後の経済に大きな影響をもたらしました。こうした投資は生産性向上の土台となり、企業の事業運営のあり方を大きく変えました。現在のAIも同じような道筋をたどり、企業や消費者の活動を変える革新的な技術として広がりつつあります。

注目すべき点は、インターネットの普及期に公表された生産性の伸びが、当初は実態を十分に捉えていなかったことです。その後のデータ改定では、生産性の伸びは当初の推計を上回っていたことが明らかになりました。AIでも同様の動きがみられ、改定幅はドットコム・バブル期を上回る可能性があります。AIによる生産性向上は、現時点では過小評価されている可能性があり、今後の経済成長にとって追い風になるとみています。

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