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企業利益率の上昇は続くのか

企業利益率の上昇は続くのか

インフレ率の上昇や高金利は通常、企業収益を圧迫します。一方で、足元では企業の利益率は過去最高水準へ上昇を続けています。こうした強さは米国内外で見られますが、米国企業と欧州企業の利益率の差は過去最大となっています。高い利益率は市場予想を上回る企業業績につながり、米国株の優位性をさらに際立たせています。今後の焦点は、この勢いが続くかどうかです。

 

投資家にとって企業の利益率は、売上高に対する利益の割合を示す重要な指標であり、企業業績を左右します。現在の利益率の上昇はコロナ禍に始まり、技術革新や人工知能(AI)の進歩がその一因となっています。今年はインフレ率と金利が高い状態にあるにもかかわらず、利益率はさらに改善しています。

米国と欧州のどちらでも利益率は上昇していますが、米国の優位性は明確です。12カ月先の予想営業利益率は、S&P500指数の構成企業がSTOXX欧州600指数の構成企業を4.3ポイント上回っており、その差は過去最大です。高い利益率が底堅い企業業績を支え、米国株の優位性につながっています。

この勢いは続くのでしょうか。利益率は今後も高い水準を保つと予想していますが、今後6~12カ月は改善のペースが緩やかになる可能性があります。それでも、こうした環境は企業の増益を支えるとみられます。そのため、分散投資を行うなかでも、引き続き米国の大型株を選好しています。

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