ホルムズ海峡の封鎖を受け、インフレ率は上昇しています。ただ、中長期のインフレ予想は安定しており、今回の物価上昇は持続的なインフレ再燃ではなく、エネルギー高による一時的なショックとみられます。
イラン情勢の緊迫化とホルムズ海峡の閉鎖以降、インフレ率は主にエネルギー高を背景に押し上げられてきました。家計ではガソリン代や光熱費の負担が増し、企業は輸送費、光熱費、運営費の上昇に直面しています。
2月以降、前年比のインフレ率は2.4%から4.2%へ上昇しました。それでも、中長期のインフレ予想は安定しており、エネルギー高による一時的なショックとみています。中東情勢は近く緩和へ向かい、エネルギー価格も次第に落ち着く見通しです。ただし、今後数カ月はインフレ率の高止まりが続く可能性があり、景気が底堅いことから、米連邦準備理事会(FRB)は当面、政策金利を据え置くとみられます。
短期的な相場変動余地は残りますが、当社は米国株に前向きな見方を維持しています。底堅い企業業績、堅調な設備投資、労働市場の安定化が中長期の支えになるとみています。
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