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堅調な利益成長、AI以外にも

堅調な利益成長、AI以外にも

AI関連設備投資の恩恵を受ける企業が引き続き利益成長をけん引しています。しかし、足元の堅調な業績は一部の企業に限りません。市場全体でも利益は底堅く、今年・来年ともに10%超の成長が見込まれます。

 

2026年第一四半期(1-3月)の決算は市場予想を上回り、関心は通期見通しへ移っています。市場はS&P500の利益成長率を2026年22%、2027年15%と予想しています。AI関連設備投資の恩恵を受ける企業は今年約70%、来年34%と高い利益成長が見込まれます。年初来のS&P500の上昇は、こうした一部銘柄がけん引しているとの見方もあります。

この見方は、全体像を十分に捉えているとは言えません。第1四半期のS&P500の利益成長率は約29%となり、85%の企業が市場予想を上回りました。加えて、AI恩恵銘柄を除いた企業群も収益は堅調で、2026年15%、2027年11%の利益成長が見込まれ、2010年以降のS&P500市場年率平均10%を上回ります。

短期的にはAI関連投資の継続が見込まれます。ただし、市場の持続性を高めるのはより裾野の広い収益成長です。インフレや金利上昇、米連邦準備理事会(FRB)人事を巡る不透明感から市場の変動が高まる可能性がありますが、利益成長の広がりを背景に、今後の見通しについて前向きな見方を維持しています。

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