強い成長期待を背景に、世界の株式市場では「グロース株」や巨大テック企業から、景気に連動しやすい「景気敏感株」への資金の流れが広がりつつあります。地政学リスクや関税について議論が活発になされていますが、派手な見出しに過度に反応せず、冷静に投資を継続することが大切であると考えます。
2025年の大半は、「マグニフィセント・セブン(米国の主力大型テック7社)」や大型グロース株がS&P500指数を上回る成績でした。しかし11月に入り、株式市場の先導役が交代しました。景気敏感株(景気の影響を受けやすい企業の株)は、それまで大型グロース株や巨大テック株に劣後していましたが、11月1日に市場の物色が広がった兆しが初めて確認されました。以降、グロース系やテクノロジー企業から、景気敏感な分野(小型株や大型バリュー株など)へと世界的な資金のローテーション(移動)が始まりました。11月以降、景気敏感株は+11.8%の上昇となる一方、S&P500におけるグロース株や巨大テック株はマイナスのリターンとなっています。
何が変わったのでしょうか。株式市場は、地政学や関税の話題が続いているにもかかわらず、世界的な経済成長の見通しが強まっていることを織り込み始めているということだと考えられます。設備投資の増加、堅調な個人消費、生産性の改善、金融環境の緩和、そして増益企業が散見されるなど、多くの要因が景気の改善を支えています。
こうした追い風があっても、大きなニュース見出しに動揺してしまうことはよくあります。それでも、私たちの基本的な投資原則のひとつを改めてお伝えします。見出しに惑わされず、投資を続けることが大切です。長期的には、方針を貫き、投資を継続し、分散を保つことで資産は積み上がっていきます。
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